実績紹介

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食の中でもスイーツの分野は話題性や商品企画のサイクルが短く、提案型の市場です。弊社の強みの一つである企画の段階からのアプローチやアッセンブルまで踏まえた一貫生産体制をアピールする為、スイーツをテーマに展示会を開催しました。今回のプロジェクトKでは、この社外展示会にスポットをあててみました。
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展示会場であるホテルプラザ勝川様4階のプラザホールにて原寸大のブースを持ち込み、大きさ間隔などを事前に検証しました。
検証結果を踏まえ、CGソフトにて6つのブースをどの位置に配置するか、また見る順番、流れなども考えながら展示会場の全体イメージを制作しました。これをもとに実際の展示ブースの制作に入ります。

平行して展示物の制作に入って行きました。

展示会場は約13m×13mの会場にグリーンのパンチカーペットを一面に敷き詰めています。壁面パネルには2種類(窓あり、窓なし)の段ボール構造体を使用しジョイントして構築し、約140パネル使用しています。展示会場の建物や装飾品のほとんどが紙製で作られています。
展示会場であるホテルプラザ勝川様4階のプラザホールが、架空の街 スイーツ・タウンに大変身。招待状(乗車券)を持ったお客様が、通路(汽車の旅)を経て スイーツ・タウン にやってくる…という想定です。会場手前の通路には、巨大な汽車(スイーツトレイン)のクラフトや風景パネルなどを展示して汽車の旅を演出します。雰囲気を出す為の建物や街灯等の紙製のオブジェクト、また路地に貼られるポスター等も見所になっています。
スイーツ(SWEETS)と銘打った今回の展示会は、そのアルファベットを頭文字に持つ6つのテーマ(ブース)で構成されます。また、各ブースは スイーツ・タウン の名の通り、街を形作る建物や店舗、施設というスタイルで表現されます。
販促什器や販促ツールを展示しています。このブースは公園をイメージしています。展示される販促ツールは主にギミック関連になります。お客様の商品を説明するカタログ等をギミックに落としこんで追求効果を狙っています。
河原紙器の概要とお客様へのソリューション活動を簡単に説明しています。展示台には当社のアライアンス先様サンプルも展示しています。
バレンタインパッケージや百貨店向けの高級志向のパッケージの展示ブースです。ショーケースにあるディスプレイデザインをメインとし、パッケージをとりまくトータルプロデュースをアピールしています。 クリスマスをテーマにしたブースです。パッケージデザインはすべてクリスマス仕様で、特に家の形をしたパッケージをディスプレイしたものはパッケージの売り方、魅せ方の提案になっています。
雑貨カフェをイメージしたブースです。お菓子とお茶をテーマにしたパッケージが展示されています。店内の雰囲気や、個性的なパッケージが見所です。
スイーツタウンにあるミュージアムをイメージし、構成されています。パッケージについても非常にこったつくりのモノが多く、他のブースのパッケージと差別化を図っています。
パッケージにもコンセプトがあります。コスト低減を考えたモノ。組み立て易さ、廃棄のし易さなど作業性を考慮したモノ。グラフィックやディスプレイで視覚的に魅せるモノ。機能性を考えた環境に優しい素材をいかしたモノや付加価値の高いモノ。紙の特徴を活かした販促ツールやペーパークラフトなど紙の可能性を感じさせるモノ。などあらゆる方向から考えられたパッケージが100点以上展示。
今回の展示会が無事開催でき、また多くの方々にご来場していただいた事とても嬉しく思っております。ご来場下さった皆様、ありがとうございます。そして、この展示会の開催ににかかわった全ての皆様にも感謝申し上げます。
河原紙器単独での展示会というのは初めての試みでしたが、今回の展示会を通して、「紙の可能性」を感じて頂けたのではないかと思います。「これ、自社製品の箱に使いたい」と採用して頂いた箱も何点かありました。また、「想像以上の展示会内容だった」、「見たこと無い箱ばかりですごく目を引く」など嬉しいお言葉も頂きました。
長い準備期間を経て実現した展示会。パッケージを見てくださる方の笑顔と言葉は、私たちのさらなる創作活動への活力となりました。私たちの決めた高いハードルを飛び越え、新たな気持でまた次のハードル目指して走り始めていきます。
2014年には創業100周年迎えますが、これまで培って来た技術、経験を活かし更なる飛躍に向け頑張って参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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